滋賀の花と風景/Shiga,Japan2

2014年9月20日 (土)

伊吹山麓の道、北国脇往還を歩く~花と水辺の風景1(関ケ原の栗の木⇒米原市春照のヒガンバナ)


滋賀から岐阜にかけて、北国脇往還と呼ばれる脇街道があります。
北国街道から中山道への近道で、木之本(滋賀)から関ケ原(岐阜)までの30数キロの道です。

近江(滋賀県)から関ケ原へ抜ける近道として、江戸時代に参勤交代に利用されて栄えました。
この街道沿いには、歴史あふれる美しい集落が残っています。

その宿場のひとつ、藤川(滋賀県米原市藤川)を訪ねるのが当初の予定でした。
藤川へは路線バスが通っておらず、関ケ原から歩いていくことを考えていたからです。
せっかくの機会なので、関ケ原から木之本までを3回に分けて歩いてみることにしました。
(『近江山河抄の舞台を歩く』「伊吹の荒ぶる神」の続編として今後掲載予定です。)

歴史の話を書くと、どうしても花や風景の写真を載せる機会が少なくなってしまうので、
それとは別に、北国脇往還のまちの花や水路の風景を中心に載せてみようと思いました。

実際歩いてみると、消えていた箇所あり、獣道あり、早急に記録に残す必要を感じました。
薄暗い森の中の山道も数箇所あったので、今回はすべて迂回して峠を越えています。
そこで今回は、道標や危険箇所などをまとめた地図を作成して公開することにしました。

伊吹神社でヒルにやられ、寺林ではサルの親子に遭い、姉川で電気柵をまたいで通ったりと、
一部は登山と同じ道中でしたが、大変さを補って余りある壮大な風景に出会うことができました。

「近道」として使われた脇街道だけに、近道ならではの魅力がつまったコースです。
個人的には好きな道です。本物を好む人や、日本好きな外国の人に好まれる道だと感じます。

最近は富士山麓を歩くツアーが人気ですが、こちらは「伊吹山麓ウォーク」です(当サイト命名)。

たとえば、関ケ原を訪ねた人が、関ケ原を基点に古戦場めぐりや中山道ウォークをしてもよし。
北国脇往還を歩いて、春照宿(伊吹山麓)で薬草温泉に入って、伊吹山に登ってもよし。
木之本宿から北国街道を歩いたり、賤ヶ岳の古戦場ウォークをしてもよし。
この関ケ原と木之本を結ぶラインが、北国脇往還です。
観光協会の方が本気になって整備すれば、結構いけるコースだと、個人的には感じています。

冒頭の写真は、関ケ原の古戦場の近くにて咲いていたヒガンバナです。
「関ケ原の合戦」の開戦地に近い場所だったので、鉄砲の音(!)が聞こえていました。
この日は祝日だったので、合戦関連のイベントか何かが開催されていたのかもしれませんね。


関ケ原(岐阜県不破郡関ケ原町)を歩くと、あちこちで古戦場に出くわします。
住宅街から歩いて1分のところに、写真の「島津義弘陣跡」がありました。
関ケ原は、道端の道標やパンプレットなど、古戦場めぐりの案内が充実しています。
これに加えて北国脇往還の案内があると、歩くには本当に申し分ないです。


大きな栗の木。関ケ原町玉にて。
北国脇往還で美濃(岐阜県)に唯一ある宿が、玉宿(関ケ原町玉)でした。
当時は隣の藤川(滋賀県米原市藤川)と二宿で一宿場だったそうです。


悲しいことに、使われなくなれば道は消えます。
玉から藤川までの北国脇往還は、藪に覆われ、もはや歩ける状態ではありませんでした。
この写真は迂回路としてとった車道から撮影しています。まもなく滋賀県米原市に入りました。


黄金色の田圃と雄大な伊吹山。田圃の向こうに集落があり、ようやくほっと一息つけました。
集落と集落の間を抜けるのが、こんなに大変で心細いものだと、身をもって知りました。
往時に北国脇往還を通った旅人の気持ちが、なんだか分かる様な気がします。
藤川の隣、米原市寺林(てらばやし)地区にて撮影。


米原市上平寺(じょうへいじ)にて、趣ある渋い蔵と柿の木。
先ほどの寺林地区とは、県道をはさんで面している集落です。
上平寺は京極氏が居城を置いたところで、「北近江最初の都市」と案内板にありました。
その京極氏も浅井氏の台頭に押され、上平寺城は廃城となりました。

この後、米原市寺林から春照(すいじょう)まで、車道の脇を延々と歩いて峠を越えました。
伊吹山が再び雄大な姿を見せ、畑や民家が見えたときの安堵感といったら・・・。


街道沿いにたくさんのヒガンバナが咲いていました。
春照は北国脇往還の春照宿が置かれ、明治時代には鉄道の駅があったところです。
この日は、伊吹登山口からやって来たバスに乗って、長浜駅まで出て帰りました。
次回は、春照からスタートして長浜市小谷郡上町まで歩いたときの写真を掲載します。
(撮影日:2014年9月15日(月・祝))

◆次回:米原市春照のヒガンバナ⇒姉川のソバ畑を掲載予定。
◆次々回:長浜市野村・八島・湖北町伊部・高月町馬上の水辺⇒雨森のイチョウを掲載予定。

◆今回の行程を地図(Google map)にまとめています。街道歩きにご活用ください。

大きな地図で 中山道(醒井・柏原・関ケ原)と北国脇往還を歩く~滋賀県米原市・長浜市・岐阜県不破郡関ケ原町 を表示


2014年8月31日 (日)

伊吹山と夏の花~2014年夏の撮影日記から


今年の夏は本当に雨(豪雨)が多かったですね。
被害に遭われた地域の皆様には、心からお見舞いお申し上げます。

今回掲載するのは、豪雨の合間を縫って撮影してきた夏山の風景です。
実はこの日の午前中(移動中)は大雨で、昼過ぎに奇跡的に晴れてくれました。
冒頭の写真は、紫色の花が印象的なウツボグサです。


撮影したのは、滋賀県で一番高い山・伊吹山(標高1377 m)です。
岐阜県関ケ原から伊吹山ドライブウェイを使うと、9合目の山頂駐車場まで上ることができます。
麓の古戦場が気になりつつも、ドライブウェイで伊吹山へ!

伊吹山はオオタカの撮影地としても有名なところです。
二枚目の写真に写っている一番奥の辺りで、超望遠レンズを構えた人を数人見かけました。
場所は山頂駐車場に入る少し手前です。(この写真は山頂駐車場の入り口付近で撮影。)


こちらが伊吹山9合目から望む登山道と3合目です。
3合目(写真右側)も高山植物の宝庫で、以前、高原ホテルとロープウェイがあったところです。
写真右から左側へ、くねくねと続いているのが、上野登山口(メインルート)からの登山道です。

伊吹山の登山道というのは、実はこの他にもいくつかあります。
そのひとつ、上平寺登山口からのルートが、上野からのルートに5合目付近で合流します。
その上平寺(じょうへいじ)登山口にあるのが、私のずっと探していた「伊吹神社」のようです!

昨年春から、白洲正子さんの紀行文『近江山河抄』の舞台を撮影して歩いているのですが、
「伊吹神社」の場所だけがどうもはっきりしませんでした。
『伊吹町史』を調べたところ、地質だったか自然の項目にあったのが、上平寺の伊吹神社でした。
当地が修験道の道だという白洲さんの記述からしても、ここでほぼ間違いないと思います。
(※訂正します⇒詳細は伊吹の荒ぶる神8(北国脇往還1:関ケ原から藤川の里を訪ねる、上平寺に寄り道して春照へ)~近江山河抄の舞台を歩く(72)

日本の場合、山岳信仰を介して、山と神社は結びついていることが多いですね。
登山口が神社というケースは結構あります。比良山系の葛川明王院(大津市)もそうでした。
寺社と自然を両方撮る人は少ないようですが、私にとっては自然な流れでした。

▼伊吹神社と上平寺ルートの参考に、リンクを張っておきます(ヤマレコへのリンク)。
http://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=10999


脱線が長くなったので、伊吹山の写真に戻ります。
今回最大の発見は、スズムシソウを見たことでした。


伊吹山を訪ねたのは7月27日。写真のメタカラコウ(雌​宝​香)の黄色い花が満開でした。
ピンク色がきれいなシモツケソウには、今年は少し早かったようです。
後で、今年のシモツケソウの満開はお盆の頃だったと聞きました。


こちらはヤマホタルブクロ。沢山咲いていました。


雄大なパノラマ!西遊歩道から望む伊吹山山頂です。
駐車場からは西遊歩道経由で、山頂まで徒歩約40分です。


伊吹山頂には日本武尊像があります。
古事記・日本書紀によれば、日本武尊は伊吹の荒ぶる神と戦って、瀕死の重傷を負いました。
その傷を癒したのが「居醒(いさめ)の清水」(古事記)で、麓の各地に伝承が残っています。

「居醒の清水」伝承地の一つが、バイカモと清流で知られる米原市醒井(さめがい)です。
醒井へは伊​吹山の帰りに立ち寄ることのできる距離で、電車でも関ヶ原から3駅・15分です。
JR醒ヶ井駅前には水の駅(道の駅)があって、こちらもおすすめです。


東遊歩道にて、お花畑の散策です。下り専用の登山道になっています。
東遊歩道は足場が若干悪いことから、登山靴必須です。


東遊歩道にて。伊吹山頂から東遊歩道経由で駐車場まで徒歩約60分でした。

※今回の撮影機材:Nikon D7100+AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR
(すべて手持ち撮影。これが一眼レフでぎりぎりの重さかなという気はします。約1.2kg。)
(マクロレンズではなく、45cm迄しか寄れませんが、花にピントをあわせるのは可能です。)

※山で撮影するときのご参考に、「アウトドア登山ガイド」さんより、撮影用品を網羅したページです。
登山グッズガイド カメラ レンズ バッグ 三脚

※今回はニコンの「NIKON IMAGE SPACE」を使って、画像を貼り付けてみました。
ニコンの画像共有・保存サービスで、ユーザー登録すればどなたでも無料で使えます。
ベーシックアカウントでは2GB、スペシャルアカウント (ニコンユーザー)では20GB使えます。
今回は共有アルバムとしては作っていないのですが、ウェブ上の共有アルバムとしても使えます。
沢山撮った写真をメールで送るのが大変なとき、共有アルバムを作って知らせれば便利ですよ。
NIKON IMAGE SPACE

<関連記事>
伊吹山麓のセツブンソウと春の花、「峠のシシ垣」(滋賀県米原市大久保)~2014年3月の撮影日記から(2)
伊吹の荒ぶる神2(中山道・柏原宿から醒井宿を歩く~後編:柏原一里塚から醒井「居醒の清水」とバイカモの花)~白洲正子「近江山河抄」の舞台を歩く(34)


2014年4月18日 (金)

滋賀の桜(1) ひこにゃんと彦根城

季節の変わり目、体調などお変わりありませんか。
4月もあっという間に半月が過ぎました。
私は桜を撮るために、ふるさとの滋賀と京都を回っていました。

昨年の秋、ある写真エージェンシーとご縁があって、その後契約することになりました。
何を撮ろうかと考えたとき、はじまりは春、という言葉と、桜の花が目に浮かびました。
そんなこんなで、今年の春はたくさんの桜に会ってきました。
滋賀と京都の、美しい春の風景をお楽しみいただければ幸いです。


彦根を訪ねたのは4月11日。風はまだ冷たかったですが、彦根城は満開の桜でした。
ところで、彦根城に「住所」のある人気者といえば・・・


この方です。(誰でしょう?)


ひこにゃんです!


ひこにゃん、彦根城内の桜の下でのパフォーマンスです。


鈴を持ち上げて揺らして見せてくれました。かわいいなあ・・・


桜の造花を持ってポーズをとってくれた、素敵なひこにゃん。
4月13日に8歳のお誕生日を迎えたそうです。おめでとうございます^^


ひこにゃんの余韻に浸りながら桜の撮影に戻ります。朝日に光る満開の桜と石垣。


玄宮園(庭園)からは、彦根城の桜と天守がよく見えていました。
ちなみに玄宮園は、順光である午前中の撮影がおすすめです。


彦根城の天主は、京極高次が築いた大津城から移築したといわれています。
慶弔12年(1607)頃に完成し、昭和27年(1952)に国宝に指定されました。
現存する国宝の天主は、彦根城以外は姫路・松本・犬山城だけだそうです。


写真の奥は西の丸で、桜が見事な公園になっています。お弁当を持ってくるのもおすすめです。


彦根城の表門橋。お堀の水に桜の花びらが・・・


内堀を巡る屋形船(観光船)に遭遇しました。


彦根城は何といっても外堀が美しい。桜の時期は格別です。


彦根城内を歩きまわった後、外堀を回って出会えた風景です。


菜の花と、桜と、外堀。ここまで歩いてくる人は少ないみたいで・・・誰も居ませんでした。


どこから見ても絵になる彦根城です。


天守の内部を少しご紹介します。
鉄砲狭間は、敵の来襲に鉄砲で防戦するための狭間。
外から見えないように、しっくい壁が塗りこめられています。(彦根城パンフより)


同じく天守の内部にて。鉄砲狭間が写っています。


奥に見えるのが佐和山。石田三成の居城(佐和山城)があったところです。


次回予告> 「滋賀の桜(2) 海津大崎:琵琶湖畔の桜の並木道」です。

<お知らせ>
ブログを通じて様々な方に御連絡頂き、地元の皆様、ご覧頂いている皆様には厚くお礼申し上げます。
このたび、写真エージェンシーのアマナイメージズにストックフォトの窓口をお願いすることになりました。

今回掲載している写真を中心に、後日、アマナイメージズにて掲載・販売予定です。
※現在サイトへの登録作業中で、掲載時期はアマナイメージズによります。ご了承下さい。
※詳細は後日、このブログとホームページでお知らせします。

※寺社仏閣はライツマネージド(RM)、それ以外はロイヤリティフリー(RF)となります。
特に寺社仏閣(RM)については、滋賀・京都・奈良を中心に網羅的に預けていく予定です。

これからもふるさとの美しい風景を撮影していきたいと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。

<追記>amanaimages掲載ページのお知らせ
リンク先ページで「この作家を検索」をクリックすると全作品をご覧いただけます。
・5/15掲載開始⇒RM(ライツマネージド/作家番号02698)
・6/21掲載開始⇒RF(ロイヤリティフリー/作家番号10737)

<桜シリーズ・内容&次回以降予告>

吉野山の桜(奈良)(2014年4月16日(水)撮影)

滋賀の桜(1) ひこにゃんと彦根城
撮影日:2014年4月11日(金) 撮影地:滋賀県彦根市

滋賀の桜(2) 海津大崎:琵琶湖畔の桜の並木道
撮影日:2014年4月12日(土) 撮影地:滋賀県高島市マキノ町

滋賀の桜(3) 近江八幡の水郷と八幡堀
撮影日:2014年4月11日(金) 撮影地:滋賀県近江八幡市

滋賀の桜(4) 長浜曳山まつりと、長浜城・豊公園の桜
撮影日:2014年4月15日(火) 撮影地:滋賀県長浜市

滋賀の桜(5) 三井寺(園城寺)、琵琶湖疏水(鹿関橋)、石山寺と瀬田川
撮影日:2014年4月3日(木) 撮影地:滋賀県大津市

京都の桜(1)
撮影日:2014年4月7日(月)
撮影地:蹴上インクライン、南禅寺、哲学の道、平安神宮、岡崎疏水、円山公園、嵐山

京都の桜(2)
撮影日:2014年4月8日(火)
撮影地:醍醐寺、南禅寺、元離宮二条城

京都の桜(3)
撮影日:2014年4月9日(水)
撮影地:祇園白川、二年坂、清水寺、清閑寺、毘沙門堂、山科疏水


2014年3月18日 (火)

伊吹山麓のセツブンソウと春の花、「峠のシシ垣」(滋賀県米原市大久保)~2014年3月の撮影日記から(2)


(ブログ上で)旅に出て、堅田から滋賀をぐるっと回ってこようと思ったのが、昨年の3月。
比叡山横川から回峰行の道を駆け下りて以降、どんどん奥地に出かけている気がします。

道草続きで、なかなか関ケ原(次回予定)&堅田までたどりつけない管理人ですが、
桜の咲くころにはいったん堅田に戻ってこようと思っていますので、しばしご容赦を・・・

さて、このところ伊吹山麓の風景を掲載していたら、再び撮影する機会に恵まれました。
畑ではフクジュソウの花が咲いていて、どこか懐かしい気持ちになる風景でした。


前々回ご紹介した伊夫岐神社(滋賀県米原市伊吹)から、
姉川に沿って北上していくと、大久保という集落があります。
奥伊吹スキー場へ行く途中にある集落のひとつです。
セツブンソウまつりが終わったばかりの大久保を、昨日(3月17日)訪ねてきました。


大久保の集落を見渡せる高台では、紅梅が咲き始めていました。


セツブンソウの自生地。白っぽいところは、セツブンソウの花が咲いている箇所です。
この日もたくさんの人が春の花を見に訪れていました。


セツブンソウの可憐な花。自生地で見たのは初めてでした。


セツブンソウはとても小さい花で、実際はこんな感じです。
3月中は自由に見学できます(※地元の御好意で無料駐車場・トイレあり)。
大久保地区のホームページ⇒http://setsubunso.jp/


大久保の皆さんには会う人会う人に親切にしていただきました。
ありがとうございました!


大久保の集落。三角屋根が印象的です。
伊吹山麓の集落には、もともと藁葺き屋根だったと思われる三角屋根がよく見られます。


お寺(浄土真宗大谷派「伊吹山 松音寺」)の屋根も三角屋根。
ちなみに背後に見えているのが伊吹山です。
大久保から南へ続く、山麓の古道(通称「峠の古道」)があるというので、歩いてみました。


「峠のシシ垣」と呼ばれる石垣。これを見るために急な坂道を30分以上歩きました。
江戸時代にイノシシや鹿よけに作られた石垣で、延長約2kmにわたって残っています。
シシ垣としては滋賀県内屈指の規模だと伺いました。

シシ垣については、大津市内でも時折見かけることがあります。
そういえば栗原で撮影したとき、耕作放棄地の中にあった立派な石垣がシシ垣でした。

シシ垣については、昨年、研究の第一人者である高橋春成先生の講演を拝聴しました。
実際に出合うと、やはり嬉しいものです。
ご関心のある方はぜひ、こちらをどうぞ。

▼シシ垣ネットワークへようこそ
http://homepage3.nifty.com/takahasi_zemi/sisigaki/index.html

▼伊吹山麓峠のシシ垣解説(シシ垣ネットワーク)
http://homepage3.nifty.com/takahasi_zemi/sisigaki/preservation/preservation_case1.html


「峠の古道」から見える伊吹山。
山肌が白くむき出しになっているのは、セメントの原料として石灰が採掘されてきたためです。

いろんな風景に出会う伊吹山麓。大久保の北には東草野地域(※)があります。
「東草野の山村景観」は、昨年11月、国の重要文化的景観に答申されました。
(追記:2014年3月18日、重要文化的景観に正式選定されました!)
近いうちに訪ねる予定なので「近江山河抄の舞台を歩く」でご紹介できればと思っています。

※東草野地域(旧・東浅井郡東草野村):
現在の米原市甲津原(こうづはら)、曲谷(まがたに)、甲賀(こうか)、吉槻(よしつき)の総称。
東浅井郡東草野村→坂田郡伊吹村(1956年9月1日)→米原市(2005年2月14日)

追記:大久保で見ることのできる春の花をまとめた動画です。


2015年3月1日追記:2015年に大久保のセツブンソウを見に行かれる方への情報です。

第6回「セツブンソウふれあい祭り」開催のお知らせ
【日時】2015年3月15日(日)9:00~15:00
【場所】滋賀県米原市大久保地区一帯

◎無料駐車場の場所・イベント詳細はリンク先のチラシをご覧ください。
◎3月中は自由に見学できます(※地元の御好意で無料駐車場・トイレあり)。
http://kitabiwako.jp/event/event_18169/(長浜・米原・奥びわ湖観光情報)


雪の中のザゼンソウ(滋賀県高島市今津町)~2014年3月の撮影日記から(1)



3月上旬、ザゼンソウの撮影で、琵琶湖北西岸に位置する今津へ行ってきました。
ザゼンソウはサトイモ科ザゼンソウ属の多年草。湖北に春の訪れを告げてくれる花です。
僧侶が座禅を組んでいるように見える姿から、この名前がついています。

今津は国内南限のザゼンソウ自生地として知られています。
保全活動をされている地元の方が、花が咲くまで10年近くかかると教えてくれました。
大切に守って生きたい、滋賀の風景です。

撮影地:滋賀県高島市今津町弘川
撮影日:2014年3月8日
アクセス⇒ザゼンソウ群生地(弘川)(高島市観光情報へのリンク)
開花状況⇒ザゼンソウの開花状況(平成26年)(高島市ホームページへのリンク)

▼今津の座禅草の動画です。(momonyan77さん製作)


▼3/24追記:その後の座禅草の様子です(リンク先に写真が掲載されています)


2014年3月 2日 (日)

琵琶湖畔、菜の花畑と雪の比良山系~2014年2月の撮影日記から(1)



風景写真としては、人のいない写真が好まれるのだろうけれど、
本当は、こういうほほえましい写真が好きだ。

菜の花の撮影に夢中な学生さんたち。
女の子も男の子も、仲良しが一番、ですね。

撮影地:第一なぎさ公園(滋賀県守山市今浜)
撮影日:2014年2月11日


2014年2月18日 (火)

菜の花と、琵琶湖と、雪の比良山系(第一なぎさ公園で撮影後、琵琶湖大橋を歩いて渡る/滋賀県守山市)


二週連続の大雪と大変な天気になりました。お住まいの地域は大丈夫でしたか?
被害に遭われた皆さまには、謹んでお見舞い申し上げます。
このブログも一ヶ月ぶりの更新となりました。

今回の写真は、2月8日の大雪の後、滋賀県守山市今浜で撮影した「菜の花畑」です。
雪の比良山系をバックに、気持ちをぱっと明るくしてくれるような黄色が映えます。


守山市今浜は、琵琶湖を挟んで、堅田(今堅田)のちょうど対岸にある町。
第一なぎさ公園は「菜の花畑」の撮影スポットとして人気がある場所です。
今年(2014年)は、2月10日に菜の花が満開になったと聞いて、翌朝早く出かけました。

私は歩いて撮影することが多く、この日も守山駅からバスを利用して、後は歩きました。
幸い、第一なぎさ公園の前にバス停があって、アクセスは便利です。
※詳細⇒第1なぎさ公園(守山市)|滋賀県観光情報


琵琶湖岸の木々(写真右側)は、雰囲気があって好きな風景のひとつです。
9時過ぎには公園に人が増えてきたので、この後堅田まで行ってみる事にしました。
ピエリ守山の駐車場の脇を歩いて、交差点で道路の向こう側へ渡り、琵琶湖大橋へ。


「びわこおおはし」のプレートの上に、雪の比良山系。
琵琶湖大橋は、琵琶湖でもっとも狭い部分である、大津市今堅田~守山市今浜を結ぶ橋。
今堅田へ向けて、琵琶湖大橋の上を歩きました!(歩行者・自転車は無料で通行できます。)
浮御堂を見るために橋の南側を歩いたのですが、歩いていてドキドキしました。
というのも・・・


守山→堅田の橋の南側は、御覧の通りの歩道幅。
右の車道は大型トラックが通る上、左はすぐ琵琶湖で冷たい風が吹きぬけます。
後ろから自転車の学生さんが来ると、ドキドキものです・・・
反対側(北側)の歩道のほうが、かなり広いので、歩く方にはそちらをお勧めします。

ちなみに、歩いて渡ると片道約1.4kmです。
※参考⇒琵琶湖大橋を歩いてわたることができますか。|Yahooトラベル


今堅田の道の駅(米プラザ)と、雪の比良山系、琵琶湖(真野浜)、そして真野の町。
船の桟橋が見えています。(こちらは先程と反対側の歩道から撮影。)


そして、沖島の向こうに、雪の伊吹山!
琵琶湖大橋の北側には展望スペースがあって、案内板(芭蕉の句つき)とベンチがあります。
真野浜から沖島、奥島山(近江八幡)、三上山をぐるっと見渡せる場所です。
ここから伊吹山が見えるのは、空気の澄んだ冬ならではの風景ですね。
「比良三上(ひらみかみ) 雪さしわたせ 鷺の橋(さぎのはし)」(芭蕉)


再び琵琶湖大橋を歩いて守山に戻り、対岸を撮影。比良山系が見事でした。
春になったら、再びこの場所の風景を撮影してお届けしたいと思っています。


今年は春が待ち遠しいですね!皆さまもお元気でお過ごし下さい。


2013年3月13日 (水)

琵琶湖のほとりにて、2013年2月の風景写真・全7枚(撮影地:烏丸半島) #shiga #japan #blog #photo

湖岸の砂浜と木々 春を待つ大地 凧揚げをする人たち 雪の比良山と、堅田の町(ヨシと水鳥とともに) 琵琶湖岸のヨシとヤナギ 比叡山とヨシと琵琶湖 比叡山と琵琶湖

堅田の対岸にあたる烏丸半島(滋賀県草津市)から撮影した、琵琶湖岸の風景です。
Photography of Lake Biwa(February 2013).

1/7「湖岸の砂浜と木々」
2/7「春を待つ大地」
3/7「凧揚げをする人たち」
4/7「雪の比良山と、堅田の町(ヨシと水鳥とともに)」
5/7「琵琶湖岸のヨシとヤナギ」
6/7「比叡山とヨシと琵琶湖」
7/7「比叡山と琵琶湖」


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