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2014年8月23日 (土)

新聞コラムが当ブログの文章を「引用」したのでは?と指摘されている件について~新聞社に申し入れを行いました



掲載するか迷いましたが、標題の件につき、ご報告させていただきます。

7月14日(月)付の、ある新聞の朝刊に、堅田の歴史に関するコラムが掲載されました。
ところが、冒頭の箇所(祭事「献撰供御人行列」の解説)が、当ブログの文章によく似ていました。
同じ単語や言い回しがちりばめるように使われていたので、すぐに新聞社に問い合わせました。

当該新聞コラムは署名記事で、執筆していたのは文化財専門職の公務員の方でした。
そのためもあってか、新聞社からは明確な返答が得られませんでした。

著作権専門の弁護士さんに連絡をとって相談したところ、文書で申し入れをすることになりました。

***

献撰供御人行列については、地元の方に声をかけていただき、2009年から撮影してきました。
資料が殆どなかったため、地元の方や主催者の方に伺った話を書いてきました。
撮影した写真につける文章を、つたないながら苦心して考え、何度も書き直しています。

冒頭に掲載したYouTubeには、撮影初期に書いた解説文(若干長いバージョン)が載っています。
新聞コラムの冒頭箇所にも、同じ単語や言い回しがちりばめるように使われてありました。
(※YouTubeに掲載している文章は、画面右上のiボタンをクリックすると表示されます。)

「葵祭の前日」に本堅田から「京都の下鴨神社」へ鮒と鮒寿司を奉納する祭事、と書いたのは、
現在は葵祭の前儀となっているこの祭事を、全国の皆様にわかりやすく伝えるためには
どうしたらいいかと考えた末の表現でした。

当方としては、この数年、主に地元(滋賀県内)の寺社や祭事を巡って、
撮影しながら地元の方に話を伺ったり、歴史を掘り起こす活動に力を入れてきました。

祭事で撮影した写真を製本して、ブログの文章を添えて、記録としてお渡しすることもあります。
今回のようなことがあると、地元の方や撮影先の方との信頼問題につながりかねません。
(写真につけた文章が、新聞のパクリであると思われても・・・困ります。)

憂慮するのは、今後当該コラムが新聞社から出版されるような場合にまた同じ問題が起こることです。
作品(および活動)を守るために、私一人でも声をあげざるをえませんでした。

***

8月5日(火)に特定記録郵便で文書を送付し、個人で新聞社と執筆者に申し入れを行いました。
今後、当ブログを引用する場合は、引用部分と出典を明記していただくよう、お願いします。
判断に迷う場合は、管理人(兼松)までご連絡下さい。

また、当ブログにも誤記はありますので、祭事を活字にする場合は必ず主催者様にご確認ください。
堅田に歴史資料館があるのは、専門家の方ならなおさら、少し調べればお分かりになると思います。
同じ間違い(
)をそのまま新聞に載せられても・・・当初の憤りを通り越して悲しいです。

正直に申し上げて、突然の出来事に困惑しているのが今の気持ちです。
事態の長期化は望んでいません。それゆえ新聞社と執筆者の方に一筆入れさせて頂いた次第です。

今回の件で参考にさせていただいたサイトの中に、こんな言葉が書いてありました。
問題なのは、他人の著作物(の一部)を自分のオリジナルであるかのごとく掲載することです。
(「睡眠障害・夜泣きなどに関すること」のサイト運営者・中谷さんのコラム「著作権について」より)

似たような経験をされた方の今後の参考になればと、最後に相談窓口等の情報を掲載しています。
ものを作る人や書く人が、こんな思いをすることがないよう、願ってやみません。


(2015/1/10追記)
類似箇所の具体的な指摘を行ったため、しばらくブログの現状(表現)を変更できませんでした。
2015年を迎えたのを機に、ブログ、YouTube(解説)とも該当箇所を訂正させていただきました。


訂正箇所(
)は献饌供御人行列の開始年度です。

× 1994年から献饌供御人行列が行われている。

○ 1990年から献饌供御人行列が行われている。
(堅田町内だけでなく下鴨神社へも巡行する現在のスタイルは1994年以降続けられている。)

訂正を行った記事は以下のとおりです。
(1)2009/5/20  臨時増刊号・献饌供御人行列の動画(2009年5月14日(木)撮影)
(2)2010/4/17  献饌供御人行列(01) 神事の日の朝、神田神社 ~Honkatata/本堅田 253
(3)2010/4/30  献饌供御人行列(14) カモアオイ(双葉葵、賀茂葵)の御神紋を掲げて ~Honkatata/本堅田 282-283
(4)2013/5/17   【葵祭前儀「献撰供御人行列」の写真】 滋賀・堅田町内巡行編(2013年5月14日撮影) #shiga #otsu #japan #photo
(5)2014/5/22   【葵祭前儀「献撰供御人行列」の写真】 滋賀・堅田町内巡行編(2014/5/14) #katata #shiga #japan #festival #photo
(6)2014/5/24   【葵祭前儀「献撰供御人行列」の写真】 京都・下鴨神社巡行編(2014/5/14) #kyoto #japan #festival #photo
(7)YouTube(動画の解説文):献撰供御人行列 2009年5月14日(木)

(追記ここまで)

***

<参考リスト>

1. 引用について(分かりやすい解説)

著作権について(「睡眠障害・夜泣きなどに関すること」)

インターネット著作権問題 引用と無断転載・盗作(剽窃)の違い(「心理学総合案内こころの散歩道」 )

著作物が自由に使える場合は?(公益社団法人著作権情報センター)
↑「Q. 他人の著作物を引用するときの注意点を教えてください。また、出所の明示はどのようにすればよいのですか?」というQ&Aがあります。

2. ブログ記事を新聞に「引用」されたケース
(経緯や対応の仕方が冷静に書かれていて参考になりました)

ブログ「劇場文化のフィールドワーク」さんより
本ブログの“引用”について2(報告)(2014年7月8日)
本ブログの“引用”について(2014年6月4日)

3. 相談窓口
Arts and Law
「作家やクリエイター、企画者などのアートマネジメントの現場を対象に、弁護士を中心とした専門家による法的支援のプロボノ=ボランティア活動です。」(Arts and Lawホームページより)

4. 【ご参考に】ネットに転載された場合の対処法

◆写真家縄田賴信さんの公式ブログ「北海道に恋して」より
プロバイダー責任制限法に基づく発信者情報開示請求・書式
サイト掲載写真を無断使用された場合の対処法!

◆Googleに著作権侵害申立てをする方法(「パシのSEOブログ」さんより)
記事の7割をコピーしたページに対しGoogleに著作権侵害申立てしたらインデックス削除してくれた

◆ブログ運営会社の通報窓口など(neco_love_proさんのまとめ)
無断転載・ブログが盗作された時の対処法・通報窓口一覧

5. ネットに転載された場合の対処法その2(2015年8月25日追記)

残念な事にその後、写真家で写真盗用の被害に遭った方の経験談が相次ぎました。対処法や訴訟(本人訴訟)の経験談など、皆様のご参考になればとご紹介させていただきます。

◆studio9代表・中原さんのブログ「studio9」より(2015年5月19日記事)
私は怒ってる!ヒドい写真盗用に遭ったので経緯と対策をまとめてみた!

◆先輩写真家・有賀さんのブログ「旅するフォトグラファー 有賀正博」より(2015年8月21日・8月14日記事) 写真を盗用されたら削除を要請する。盗用した本人か、Googleさんに。
写真のパクリはgoogle画像検索で簡単に見つけ出せるぞ

※有賀さんは現在、写真の無断転載の件で、企業相手に本人訴訟(弁護士・司法書士なしで1人で訴訟)をされています。


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