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2014年6月28日 (土)

ちょっと涼しげな、優しいお顔立ちの仏様に出会いました。近江八幡の水郷、長命寺(808段の石段)の知られざる風景とともに。


撮影先で、ちょっと涼しげな、優しいお顔立ちの仏様(石仏)に出会いました。
梅雨の晴れ間に、滋賀県の近江八幡市へ行ってきました。







どこか懐かしい、日本の原風景のような場所。水郷めぐりの船が、ヨシ原の中を行く風景です。
「近江八幡の水郷」は、2006年(平成18)に国の「重要文化的景観」第1号に選定されました。
琵琶湖と繋がった西の湖(にしのこ)周辺に、ヨシ原と水路、水田が広がる美しい風景です。

近江八幡といえば、琵琶湖のほとりに、「808段の石段」を上る長命寺があります。
昨年の6月に訪ねたとき、もう一度、この石段の風景を撮りたいと思っていました。
というわけで、808段を上っての撮影です。




鬱蒼とした森と石仏が続きます。


まるで熊野古道のような趣のある長命寺参道。鳥居が印象的でした。


長命寺山の山腹、琵琶湖の見える場所に、長命寺(西国三十一番札所)があります。


三重塔と本堂の隣に、写真の三仏堂があります。(写真左側は護法権現社拝殿、奥は鐘楼)
昨年6月に行ったとき、三仏堂はちょうど工事中でした。



バスの時間があるので、短い滞在を惜しみながら、山道を戻りました。
この長命寺の麓から、車で10-20分ほどの所に、水郷の風景が数箇所残っています。
今回訪ねたのは、そのうちのひとつ、近江八幡市円山町です。


昭和になって周辺が干拓されるまで(大中の干拓)、こんな風景が広がっていたと思われます。
先の長命寺は西国三十一番札所ですが、三十二番の観音正寺まで、昔は船で行けたそうです。
観音正寺は安土の繖山(観音寺山)にあり、有名な安土山のそばに位置します。
安土城は三方水に囲まれた天然の要害であっただろうと、白洲正子さんは記しています。


奥に見える一番低い山が安土山だと、円山の船頭さんが教えてくれました。
ちなみに円山と長命寺の間にある北津田は、織田信長の先祖ゆかりの地といわれています。

五月雨は津田の入江のみをつくし見えぬも深きしるしなりけり (続後撰集)
と謳った覚盛法師は、平重盛の孫で、織田氏の先祖であったという。

平家が滅びた時、母親にともなわれてここに逃れ、津田氏を名のって北津田に住んでいたが、
信長は祖先と縁故の地を選んで、築城したのではあるまいか。

正確にいえば、覚盛法師の館が遠望される所に善美をつくした城を築いたので、いかにも
彼がやりそうなことである。-白洲正子『近江山河抄』「沖つ島山」

▼北津田、円山、そして長命寺の詳細については、バックナンバーをどうぞ。

沖つ島山3(近江八幡:水郷の風景、安土の山から見た西の湖、アジサイの咲く頃・長命寺)
~近江山河抄の舞台を歩く(28)
http://katata.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-2409.html

沖つ島山5(近江八幡:大嶋・奥津嶋神社<北津田>~渡合橋~水郷の風景<円山>/ 圓山神社と寶珠寺)~近江山河抄の舞台を歩く(30)
http://katata.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-15ec.html


↑こちらは近江八幡市「北之庄町」の水郷めぐりです。
4月に「滋賀の桜(3) 近江八幡の水郷と、時代劇のロケ地・八幡堀」でご紹介しました。


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