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2014年4月20日 (日)

滋賀の桜(4) 長浜曳山まつりと、長浜城・豊公園の桜


長浜城と満開の桜(写真)。撮影した日は、長浜曳山まつりの3日目でした。
長浜曳山まつりは、祇園祭、高山祭と並んで日本三大山車祭の一つに数えられる祭りです。
この日は長濱八幡宮で子ども歌舞伎が見られるというので、行ってみました。


朝、曳山博物館の前を通ったら、「太刀渡り」のために八幡宮に向かう一行に遭遇。
太刀渡りは、源義家ゆかりと伝わる長い太刀を持った、子ども武者たちの行列です。


長濱八幡宮の鳥居と桜。参道で待つ観客が多かったので、私は曳山を探して境内の中へ。


八幡宮の境内で待っていると、「太刀渡り」が始まりました。最後の一場面です。


子ども歌舞伎の上演に際し、最初の曳山を前に引き出すところです。
長浜曳山まつりは三大子供歌舞伎の一つで、国の重要無形民俗文化財に指定されています。


今年(2014年)の出番山の一番手は、青海山(北町組)。
演目は「恋女房染分手綱 重の井子別れ」(こいにょうぼうそめわけたづなしげのいこわかれ)。
大名家に嫁ぐ姫と乳母(写真)、乳母とその実子の、同時進行するせつない別れを熱演。


子ども歌舞伎が終わって、八幡宮の境内から引き出される青海山です。
ものすごい砂埃で、カメラの液晶画面を吹き直すこと、数回。


曳山の後ろにある見事なタペストリーは、見送幕と呼ばれるそうです。


次の曳山(春日山)が引き出されるところです。こちらの見送幕も見事!


演目の二番手は、春日山(本町組)の「太刀盗人(たちぬすびと)」。
太刀を盗まれた男と、盗んだ男との、コミカルなやりとりが続きます。


春日山が、八幡宮の境内から引き出されるところです。


三番手は月宮殿(田町組)。おなじみ、大石内蔵助の家族の物語を演じます。
演目は「碁盤太平記 山科閑居 大石妻子別れ」。
母と妻から、ふがいなさを責められる大石内蔵助(写真)。
本当は吉良方をあざむくために、わざと遊びほうけているのですが・・・つらい場面です。


大石内蔵助の一場面。演じた役者さんに雰囲気があって、見事な熱演でした。
(なんだか親御さんのように、子どもさんを見守る気持ちになってきました・・・)


最後は、諫鼓山(御堂前組)。開演前の、緊張した面持ちの役者さんたちです。
演目は「喜有福満祭提灯」(よろこびありやふくみつるまつりちょうちん)。
春祭りの日に拾った財布をめぐるコメディーです。


扇を手に、曳山(春日山)を見送る男性たち。


この後は終日、街中で子ども歌舞伎が再演されていました。(黒壁スクエア前にて撮影)


ところ変わって、舎那院の手水舎に浮かぶ桜の花びらと、傍らで咲くシャガの花。
舎那院は平安時代前期、空海によって開かれたと伝わる由緒あるお寺です。
長濱八幡宮の隣にある舎那院は、明治時代の神仏分離まで、八幡宮の別当でした。


舎那院は、平安時代中期に源義家が戦勝祈願を行った場所だと伝わっています。
そういえば、曳山まつりの「太刀渡り」に、源義家ゆかりという太刀が登場していましたね。
曳山まつりの喧騒で誰もいなかったので、ゆっくり参拝してきました。


町で見かけた垂れ幕。THE KABUKI PLAYED BY BOYSの文字がしゃれてます。
この後、大通寺へ寄ったのですが、ちょうど山門の工事中でした。
こちらはまた後日ということで、歩いて湖岸へ向かいました。


この長浜には、「豊公園」(ほうこうえん)という名の公園があります。


御覧の通り、琵琶湖畔にある美しい公園で、「日本のさくら名所100選」にも選ばれています。
右側に写っているのは長浜城。秀吉が築いた城で、天守は1983年に復元されました。


豊公園から眺める琵琶湖。まるで海のようです。

湖北(滋賀県北部)を支配していた浅井氏が滅んだのは、天正元年(1573)9月のことでした。
木下藤吉郎(後の豊臣秀吉)は、信長から浅井の旧領を与えられ、名を羽柴秀吉と改めます。
翌年、秀吉は今浜(いまはま)に城を築き始めます。天正3年の秋頃、城は完成しました。
秀吉は信長の名から一字拝領して、地名を長浜(ながはま)と改めました。

参考:秀吉と長浜(長浜城歴史博物館)および長浜城(ウィキペディア)


最後に、秀吉公ゆかりの場所を、ひとつご紹介します。その名も「出世稲荷神社」です!
ある意味、秀吉さんほど出世した人はいないかもしれません・・・。


長浜の出世稲荷神社は、長浜駅に近い「豊国神社」の境内にあります。
ちなみに、豊国神社の祭神の一人は豊臣秀吉です。


出世稲荷神社の裏手にて撮影した、お稲荷さんです。
御覧頂いたみなさまに、ご利益がありますように・・・(撮影日:2014年4月15日(火))

次回予告> 「滋賀の桜(5) 三井寺、琵琶湖疏水(鹿関橋)、石山寺と瀬田川」です。


<お知らせ>
ブログを通じて様々な方に御連絡頂き、地元の皆様、ご覧頂いている皆様には厚くお礼申し上げます。
このたび、写真エージェンシーのアマナイメージズにストックフォトの窓口をお願いすることになりました。

今回掲載している写真の一部は、後日、アマナイメージズにて掲載・販売予定です。
※現在サイトへの登録作業中で、掲載時期はアマナイメージズによります。ご了承下さい。
※詳細は後日、このブログとホームページでお知らせします。

※寺社仏閣はライツマネージド(RM)、それ以外は ロイヤリティフリー(RF)となります。
特に寺社仏閣(RM)については、滋賀・京都・奈良を中心に網羅的に預けていく予定です。

これからもふるさとの美しい風景を撮影していきたいと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。

<追記>
JUN KANEMATSU/SEBUN PHOTO /amanaimages
・5/15掲載開始⇒RM(ライツマネージド/作家番号02698)
・6/21掲載開始⇒RF(ロイヤリティフリー/作家番号10737)

<桜シリーズ・内容&次回以降予告>

吉野山の桜(奈良)(2014年4月16日(水)撮影)


滋賀の桜(1) ひこにゃんと彦根城(2014年4月11日(金)撮影)


滋賀の桜(2) 海津大崎:琵琶湖畔の桜の並木道(2014年4月12日(土)撮影)


滋賀の桜(3) 近江八幡の水郷と、時代劇のロケ地・八幡堀(2014年4月11日(金)撮影)

滋賀の桜(4) 長浜曳山まつりと、長浜城・豊公園の桜
撮影日:2014年4月15日(火) 撮影地:滋賀県長浜市

滋賀の桜(5) 三井寺(園城寺)、琵琶湖疏水(鹿関橋)、石山寺と瀬田川
撮影日:2014年4月3日(木) 撮影地:滋賀県大津市

京都の桜(1)
撮影日:2014年4月7日(月)
撮影地:蹴上インクライン、南禅寺、哲学の道、平安神宮、岡崎疏水、円山公園、嵐山

京都の桜(2)
撮影日:2014年4月8日(火)
撮影地:醍醐寺、南禅寺、元離宮二条城

京都の桜(3)
撮影日:2014年4月9日(水)
撮影地:祇園白川、二年坂、清水寺、清閑寺、毘沙門堂、山科疏水


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