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2014年4月26日 (土)

桜の頃、京都(1) 蹴上インクライン、南禅寺、哲学の道、岡崎疏水、平安神宮、円山公園、嵐山、嵐電の桜の通り抜け


日本の古都、京都。桜の咲く頃は、また格別な風情があります。
今回は、4月7日(月)に京都各地を回って撮影した春の風景をお届けします。
学生時代を京都で過ごしたこともあり、道案内を織り交ぜて撮影ポイントを書いてみました。
京都歩きのちょっとした観光案内となれば幸いです。


冒頭から三枚目までの写真は、蹴上インクラインで撮影しました。
明治時代に敷設された傾斜鉄道跡で、春は一面の桜が咲き誇ります。
場所は、京都市営地下鉄の蹴上駅(けあげえき)を下りてすぐです。


南禅寺に近い場所なので、壁の向こうには京料理の料理旅館が並びます。
桜の咲くころのインクラインは人気スポットなので、平日の朝早くがおすすめです。


南禅寺。臨済宗南禅寺派の大本山で、正応4年(1291)に亀山上皇の離宮を寺に改めました。
応仁の乱などで創建当時の建物は焼失し、現在の伽藍は殆どが桃山時代の再建です。


南禅寺の三門をくぐると、すぐに出会うのが法堂です。
ちなみに、蹴上インクラインから南禅寺へは裏道があって、琵琶湖疏水を見ることができます。
この裏道と南禅寺水路閣については、次回掲載します。


下の地図を拡大して見ていただくと分かり易いのですが、南禅寺の三門前を鹿ヶ谷通が通っています。
東山中・高の前を通り、永観堂の先で曲がると、おなじみの哲学の道へ通じています。


蹴上インクライン周辺地図。南禅寺、哲学の道、平安神宮は徒歩30分圏内です。


時間の関係で、平安神宮より先に哲学の道へ行って見ることにしました。
蹴上から「哲学の道」の南端(熊野若王子神社の横)までは、徒歩30分ほどです。
こちらも桜の名所なので、朝から結構人が歩いていました。人力車もみかけました。


哲学の道は、哲学者の西田幾多郎が思索にふけって歩いたといわれる道です。
琵琶湖疏水分線に沿って、銀閣寺道バス停付近まで約1.5kmの散策路が続きます。
紅葉の名所でもあるので、秋には銀閣寺まで歩くのもおすすめです。


蹴上インクラインのある公園の高台からは、平安神宮の鳥居がこんな風に見えます。


平安神宮の大鳥居前を流れる琵琶湖疎水(岡崎疏水)。十石舟めぐりに遭遇しました。


同じく岡崎疏水にて。なんとこちらにも十石舟が!
その場にいた人たちも熱心にカメラのシャッターを切っていました。


京都市美術館の脇で、桜の大木が満開を迎えていました。
岡崎公園を抜けると平安神宮です。


平安神宮。明治28年(1895)に平安遷都1100年を記念して創建されました。
迎えてくれるのはおなじみ、朱塗りの應天門です。


平安神宮といえば、ヤエベニシダレザクラで有名です。
谷崎潤一郎が『細雪』の中で「京洛の春を代表するもの」と賛美した桜です。
平安神宮では、中国・台湾からの観光客を多く見かけました。

余談ですが、清水寺、奈良公園、東大寺は中国・韓国からの観光客が本当に多いですね。
聞こえてくるのは「中国語、日本語、ときどき英語」のような感じで、まるで海外のようでした。
滋賀の彦根城や石山寺でも、中国からの観光客を見かけて、びっくりしました。


平安神宮の前から円山公園まで、神宮道と呼ばれる道が続いています。
平安神宮の鳥居が見えるこの場所は、「粟田口」(あわたぐち)といいます。


粟田口は、京都から東海道・東山道への出口で、別名三条口・三条橋口・大津口。
古くから東国との交通の要地であると共に、軍事上の要衝でもありました。
平安時代の貴族が大津の石山寺(前回掲載)へ詣でるときも、粟田口から京都を出たといいます。


粟田口の隣にあるのが、天台宗の寺院である「青蓮院門跡」(しょうれんいんもんぜき)。

ウィキペディアによれば、「門跡寺院」とは皇室や摂関家の子弟が入寺する寺院のことをいいます。
青蓮院は多くの法親王(天皇の皇子や伏見宮家などの皇族の男子で出家後に親王宣下を受けた者)が
門主(住職)を務め、宮門跡寺院として高い格式を誇ってきた寺院です。


青蓮院門跡の隣の敷地にあるのが、花園天皇陵です。
青蓮院門跡と知恩院に囲まれた坂を上っていくと、木立の中に陵墓があります。


知恩院の三門の前で、桜が咲いていました。
知恩院は浄土宗総本山の寺院で、山号は華頂山(かちょうざん)。
浄土宗の宗祖・法然が、後半生を過ごして亡くなったという縁の地に建てられた寺院です。


知恩院の隣が、円山(まるやま)公園です。公園中央のシダレザクラの大木が有名です。
桜の季節にはライトアップが行なわれ、祇園の夜桜の名所としても知られます。
ちょうどお昼だったので、ものすごい数の花見客でした。


ここから祇園はそう遠くありません。写真の八坂神社を通り抜けると、祇園の交差点に出ます。
八坂神社から清水寺へ歩くのもおすすめですが、今回は祇園へ行ってみますね。


祇園交差点⇒四条通(商店街になっています)⇒金竹堂さんの手前で花見小路通へ。


祇園白川にある辰己大明神。
観光客の数がすごかったので、後日もう一度訪ねることにしました。(祇園辰巳橋は京都の桜3で掲載)


祇園白川から西へ歩くと鴨川に出ます。鴨川沿いを北上すると三条京阪駅です。
三条京阪はバスと電車の便がいいので、基点駅のひとつとしておすすめです。


鴨川の河川敷にて。向こうに三条大橋が見えています。
京都バスの鈴虫寺・嵐山方面行きが来たので、三条京阪から嵐山までバスで移動しました。


嵐山の花見舟。観光地だけに、嵐山もすごい人出でした。
午後はあまり天気がよくなかったので、嵐山周辺はまた後日出直しとしました。


最後に京福電車(嵐電)に乗って、桜の通り抜けを体験。宇多野で降りて撮り鉄もしました。
嵐電の桜の通り抜けは、鳴滝駅から宇多野駅の間の約200mの桜並木を電車が走ります。
宇多野で降りて鳴滝方向へ坂を上り、坂を下って川沿いに歩いていくと線路脇に出ます。

今回は大半が入場無料だったので、使ったのはほぼ交通費です。
ご参考までに経路と、徒歩での移動時間の目安を記しておきます(滞在時間は含みません)。

・山科~蹴上(京都市営地下鉄)¥260(イコカ)
蹴上駅⇒5分⇒蹴上インクライン⇒7分⇒南禅寺⇒30分⇒哲学の道⇒30分⇒岡崎疏水
⇒10分⇒平安神宮⇒30分⇒円山公園⇒20分⇒辰己大明神⇒20分⇒三条京阪駅

・三条京阪~嵐山(京都バス)¥230(現金)
嵐山バス停⇒10-15分⇒嵐山渡月橋

・嵐山~宇多野(嵐電)¥200(イコカ)
宇多野⇒10-15分⇒嵐電の桜の通り抜け

・宇多野~嵐電天神川(嵐電)¥200(イコカ)
・太秦天神川~山科(京都市営地下鉄)¥290(イコカ)

※山科駅と三条京阪駅を基点にしています(料金は2014年4月現在)。
※京都駅を基点にされる場合は、山科を、京都市営地下鉄の京都駅に読み替えて下さい。
地下鉄は観光シーズンの渋滞や駐車場の心配がないので、京都観光におすすめです。

ちなみに翌日は、山科駅を基点に、京都市営地下鉄の醍醐と二条城前で下車。
二つの世界遺産(醍醐寺、二条城)を中心に回ってみました。
というわけで次回予告> 京都の桜(2) 醍醐寺、南禅寺、元離宮二条城の予定です。

<お知らせ>
ブログを通じて様々な方に御連絡頂き、地元の皆様、ご覧頂いている皆様には厚くお礼申し上げます。
このたび、写真エージェンシーのアマナイメージズと契約し、写真の一部を委託しております。

今回掲載している写真を中心に、後日、アマナイメージズにて掲載・販売予定です。
※現在サイトへの登録作業中で、掲載時期はアマナイメージズによります。ご了承下さい。
※詳細は後日、このブログとホームページでお知らせします。

これからもふるさとの美しい風景を撮影していきたいと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。

<追記・アマナイメージズでの取り扱いについて>
JUN KANEMATSU/SEBUN PHOTO /amanaimages
・5/15掲載開始⇒RM(ライツマネージド/作家番号02698)
・6/21掲載開始⇒RF(ロイヤリティフリー/作家番号10737)

<2014年春の桜シリーズ・内容&次回以降予告>

吉野山の桜(奈良)(2014年4月16日(水)撮影)


滋賀の桜(1) ひこにゃんと彦根城(2014年4月11日(金)撮影)
滋賀の桜(2) 海津大崎:琵琶湖畔の桜の並木道(2014年4月12日(土)撮影)


滋賀の桜(3) 近江八幡の水郷と、時代劇のロケ地・八幡堀(2014年4月11日(金)撮影)
滋賀の桜(4) 長浜曳山まつりと、長浜城・豊公園の桜(2014年4月15日(火)撮影)
滋賀の桜(5) 三井寺(園城寺)、琵琶湖疏水(鹿関橋)、石山寺と瀬田川(2014年4月3日(木)撮影)

桜の頃、京都(1)
撮影日:2014年4月7日(月)
撮影地:蹴上インクライン、南禅寺、哲学の道、岡崎疏水、平安神宮、円山公園、嵐山、嵐電の桜の通り抜け

桜の頃、京都(2)
撮影日:2014年4月8日(火)
撮影地:醍醐寺、南禅寺、元離宮二条城

桜の頃、京都(3)
撮影日:2014年4月9日(水)
撮影地:祇園白川、二年坂、清水寺、清閑寺、毘沙門堂、山科疏水


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