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2008年2月19日 (火)

Station/駅 005

堅田の写真 堅田駅  2008.01.25 10:24 「雪の堅田駅2」  堅田について

1901

湖西線に乗って堅田に行くとき、ずっと気になっていたこと・・・。
それは、駅が近づくたびに、車掌さんの言うアナウンスだ。

「扉から手を離してお待ち下さい」

他の路線でも、言っているのかもしれない。

ただ、湖西線は、混雑することが少なくて(時間帯や場合にもよるが)、
どこかのんびりとした雰囲気が漂うから、
車内アナウンスが心に残るのかもしれない。

山科から西大津へとトンネルを抜けると、右手に琵琶湖が広がる。
まるで海のような湖を眺めながら、電車は琵琶湖の西側を北上していく。
車内には、やわらかな日差しがこぼれる。

僕は少しぼーっとなる。日常が少しずつ和らいでいく。

そんなところへ、このアナウンスが飛び込んでくる。
雄琴駅の手前で、僕はいつも、はっとさせられる。

安全上の理由から言っていることだって、わかっている。
ずっと手を離せ、って言っているわけじゃないことも。倒れちゃうからね。

でも、駅で降りたいとき、降りなきゃいけないときに、
あえて「扉から手を離す」ということ。
それは、必要なことだし、そうしないと現に降りられない。

今、あなたの抱えているものを思うと、僕は胸がしめつけられる。
僕たちはある意味、お互いの鏡のような存在だからね。
心のクセというのか、はまりやすいスパイラルが、ある。

簡単に、わかるよ、なんて言っちゃ、いけないのかもしれない。
だけど、やっぱり、わかるんだ。

多分、右へ行っても左へ行っても、
最後はどちらでもよかったと思えるさ。
あなたがどんな風に生きても、僕はずっとあなたの味方だ。
それは14年前の春と、変わらない。

ただ、あの車内アナウンスを聞くたびに思うんだ。
あなたも僕も、一度、扉から手を離してみたら、どうかな。

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